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UNWIND HOTEL & BAR OTARU
     

UNWIND HOTEL & BAR OTARU

  

築80年以上のRC造文化財の改修計画。構造図が現存しない中での診断・補強設計を実施。

歴史的価値の高い建造物の再生に携われることは設計者冥利に尽きる。

内外観を守りつつ調査しきれない躯体情報を元に、耐震計画を再構築した。

補強は主に耐力壁増厚とし、確実な地震力伝達と地元職人による安心な工法を採用した。

道路向かいの旧三井銀行小樽支店、小樽芸術村とともにいわゆる観光地と一線を画した

歴史を感じさせる街並みを形成している。

階高は1階4.94m、2,3階4.34mと高く、客室の高い天井、一般開放するBAR、

ステンドグラス、室内装飾からドアノブまで、見どころ満載です!

 

1931年(昭和6年)、倉澤国治の設計で、小樽市初の西洋形式ホテルとして竣工。

陸軍将校クラブ・米国迎賓館として使用後、

1989年『旧越中屋旅館』として小樽市指定歴史的建造物に。

2003-2009年、『小樽グランドホテルクラシック』として営業、2019年4月、『UNWIND HOTEL & BAR OTARU』として営業開始

​所在地

北海道小樽市

主要用途

ホテル

意匠設計

当初:倉澤国治 改修:石塚和彦アトリエ 内外装デザイン:LINE-INC.

構造設計

改修:山脇克彦建築構造設計 山脇克彦

​施工会社

リリカラ

規模

地下1階地上4階 延床面積 2,354㎡

構造種別

RC造耐力壁付ラーメン構造

竣工

    

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