top of page
Photo : SAKAI Koji
当麻町役場
柱梁・土台・合板全てに当麻町産カラマツを採用。
執務室は柱をコアドライ工法120角カラマツ芯持材とし、3.64mグリッドに配置したうえで120角2段梁と組合せ、温かみのあるパースペクティブな空間とした。
執務室東側にハイサイドライトをほぼ全面に設け、CLT版により高い水平構面剛性耐力を確保、無柱空間を実現した。
議事堂の架構は当麻蟠龍伝説に因み、斜め格子を龍のウロコに見立てた「蟠龍トラス」と名付けた。斜め3次元格子による片流れ立体トラス架構とし、執務室と同じコンセプトとしつつダイナミックな空間を目指した。
格子交点は、執務室には一般的な梁受金物、議事堂には鋼板切り板を斜材で挟む簡易なディテールとしてローコスト化を図った。
所在地
北海道上川郡当麻町
主要用途
役場庁舎
意匠設計
山下設計・柴滝建築設計事務所
構造設計
山下設計・山脇克彦建築構造設計 山脇克彦
施工会社
盛永・大野土建・石川・山下・柴滝グループ
規模
地上2階 延床面積 2354㎡
構造種別
木造 在来軸組工法
竣工
2018年
bottom of page