2025年7月12日(土)、今年で5回目となる「けんちくこうぞうバスツアー」を開催いたしました。

今年は帯広方面の施設を見学いたしました。施設見学だけではなく、食事やばんえい競馬も満喫し、充実の1日となりました。

支部会員のほか、学生の皆さんも多数ご参加いただきました！

・清水町バスシェルター(清水町)

まずは、清水町のバスシェルターを見学しました。

こちらは札幌と帯広を結ぶ都市間高速バスの停留所となっています。建築の過程では、地元工務店をはじめ、地元高校生とともに設計・施工を行なったそうです。

屋根は直材のみで曲面表現となる線織面で構成されています。

・大地の匠(音更町)

昼食は音更町の大地の匠にて、めむろ牛の焼肉をお腹いっぱい堪能しました。

・丸十木材プレカット工場(帯広市)

こちらは一般流通集成材と鋼棒張弦梁で20mスパンをとばしています。実際に工場を動かしている様子も見学させていただきました。参加した学生の皆さんも熱心に質問などしながら、有意義な見学となりました。最後には集成材の端材をお土産に頂いていました。

・帯広競馬場

最後は帯広競馬場でばんえい競馬のレース観戦を楽しみました。思い思いに馬券を購入し、迫力あるレースに大いに盛り上がりました。清水バスシェルターの意匠設計・施工者である紺野建設の紺野基様のご案内、丸十木材の中田社長・高山工場長の工場や多様な集成材に関する質疑応答、そしてバス停・大地の匠・プレカット工場の構造設計担当の山脇による案内により大変興味深い話を聞くことができ、充実した見学会となりました。