山脇邸母屋（東邸にも採用）は既存擁壁への建物重量の負担を無くすため、

地盤改良杭としてカーボンキュアHパイルを布基礎直下に全面的に採用した。

「カーボンキュア」は液化した二酸化炭素を生コン生成時に注入して炭酸カルシウムが鉱物として生成、

コンクリート内に固定化されるとともに鉱物が強度向上することでセメント量削減も行う。

山脇邸で約278kg、東邸で116kgのCO2排出削減を行った。

Hパイル打設後、布基礎配筋、コンクリート打設、基礎立上り配筋、打設を行った。

なおHパイルの2本はアトリエ鉄骨階段の1段目としても採用した。