top of page
アトリエ木工事建方 樹状方杖組柱、屋根合わせゲルバー梁、合わせゲルバー垂木、跳ね出し垂木
昨年実施した「北大農学部での実大実験」により壁倍率3相当の耐震性能を有する
和格子耐力壁を採用した。昼夜間に印象的な内外観を与える。
和格子耐力壁はカラマツ製材で設計可能で、タテヨコ材を相欠き接合し、
斜材は短材で端材の有効活用を図った。
パネリードビスを使い分け、圧縮・引張接合を容易に施工可能となるようにした。
突出鋼管杭上部位置となる2階桁梁上部に、
120x210の直柱に105角の方杖を4レイヤ14本の方杖を
柱芯から少しずつずらして配置した、樹状方杖組柱を設けた。
全ての屋根荷重は屋根梁を介してこの4組の組柱で支持する。
製作金物は使用せず、相欠きによるウッドタッチとパネリードビスおよび
Hポイントプラスを併用して施工性を向上した。
組柱上部に150x315の扁平桁屋根梁を設けたが、
方杖によりスパンを半減しつつ直柱と方杖により単純梁と比較して
たわみを抑え、扁平梁での設計を可能とした。
bottom of page