JSCA北海道支部「講演会」及び「新春交礼会」が会場とZOOMの併用で開催されました。

今年は、東京電機大学 笹谷真通 教授に「モノをカタチにする」という演題でご講演いただきました。

とても身近な傘のお話から始まり、モノをヒントに建築のカタチにした実例のお話では発想の転換の重要性、モノをカタチにしていく技術では職人（人の手による模型等の検証と施工性）と最適化手法の異なる面からの可能性についてお話いただきました。また、大学での学生との取り組みや、研究内容のハイブリッド構造で「モノをカタチにする」先に何を目指しているかについてお話いただきました。

親しみのある身近なものから構造分野の話へとつながり、まさに「モノをカタチにする」ということのエンジニアリングには規模・用途などの垣根はないと感じました。

講演会後は笹谷先生をはじめとする皆様とお食事をご一緒し、和気藹々と楽しい時間を過ごしました。