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北海道の木造建築セミナー

「ユネスコデザイン都市認定記念シンポジウム」イベント

February 10, 2020

旭川市の「ユネスコデザイン都市認定記念シンポジウム」の一イベントとして、「北海道の木造建築」と題して、ハーバード大学森俊子教授とその研究生13名に、木造建築の可能性を構造設計の観点から、発表しました。

研究生はアメリカ・ギリシャなど多様な出身でしたが、間髪入れずに質問・議論となる、充実の1時間でした。

森教授から、「Low-Tec & High-Touch」ローテク・ハイタッチ、具体的には、一般流通技術と接合部など高い職人加工技術の組合せ、が重要になるのでは、との貴重なコメントを頂きました。

議論したテーマは以下です。

構造設計が難解で高コストと捉えられがちな木造を、グローバルな構造設計技術により、ローテク・ローコストな技術をベースにしつつアレンジして新しい建築空間の創出に挑む。

風土に適した地場産材・地場工場加工・地元職人技術による地域産業活性化。

 

次世代につなぐ次世代に適した木造建築を。

地元の木材を地元の大工により地域に愛される建築を創る。

地域社会・経済の持続。グローバルな情報化を利用し、子どもたち・若者に「種」をまく。

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