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河畔の家
Photo : Koichi Iwasawa

河畔の家

  

琴似発寒川の発寒河畔公園に面するやや不整形なL型の敷地ながら、河川と公園に接する利点を生かした建築家の自邸。

ファサードは2.7m間隔に設けた120角柱が連続し、軒天はツーバイ垂木先端をカットしたシャープな印象をもたせている。

耐震要素は合板壁を主とし、河川側テラス面は9Φステンレスブレースダブル構面として採光を確保した。

2階リビングは約7mx6mの大空間であるが、階段際に60Φ鋼棒柱で支持するロングスパン桁梁を高強度集成材により実現、開放感をもたせた。

1階自動車車庫と2階リビングの柱位置が異なる陸立柱は合わせ梁としてせいを小さくして車庫天井高さを確保した。

構造材の見せ方・隠し方、光の取り入れ方に奥行きを感じさせるディテールなど、ワクワクする建築でした。

​所在地

北海道札幌市

主要用途

住宅

意匠設計

岩澤浩一

構造設計

山脇克彦建築構造設計 山脇克彦

​施工会社

土屋ホーム

規模

地上2階建て 延床面積 143㎡

構造種別

木造在来軸組工法

竣工

2021年

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