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早来学園
Photo : Ikuya Sasaki

早来学園

本建物は安平町に建つ地上2階建ての小学校・中学校である。

主たる構造体を鉄筋コンクリート構造とし、

ロングスパンとなる大アリーナ・中アリーナ小屋組を鉄骨造、

教室棟2階小屋組と中柱を木造としている。

教室小屋組は屋根短辺方向に登り梁を設け、切妻上の屋根を構成する。

中柱から短辺方向に方杖を付加し、長辺方向に柱の座屈補剛を兼ねる

斜め格子状の部材を付加した架構とし、

木組の力強さ・手作り感を表現しつつ、木育やものづくりの成り立ちを体感できる架構を目指した。

地震力は屋根構面構造用合板および水平ブレースにより、

全て外周部のRC架構に伝達させる。

大アリーナ小屋組は屋根短辺・長辺に鉄骨造トラスを形成し、方杖を付加した架構とする。

トラスせいを3m確保しつつ、方杖による実質スパンの縮小とトラス端部固定度向上により、

部材断面の最小化を図る。斜材にフラットバーを多用し、シャープな印象も付加した。

中アリーナ小屋組は屋根短辺方向に台形状のH形鋼によるラーメンフレームを設け、

傾斜壁面にブレースを配置したシンプルな架構とした。

木工室はツーバイ材を多用したマンサード屋根に似せた重ね方杖架構とし、

手作り感を表現した。

渡り廊下は片持柱構造とし、柱頭ディテールを簡素化した。

短工期のため、配筋検査や木造金物検査を多数回実施したが、

web検査を併用することで省力化と現場サイドとの意思疎通をこまめに行うことが可能となった。

​所在地

北海道胆振郡安平町早来

主要用途

学校

意匠設計

アトリエブンク

構造設計

山脇克彦建築構造設計 山脇克彦

​施工会社

丸彦渡辺・森本経常建設共同企業体

規模

地上2階 延床面積 6896.20㎡

構造種別

RC造、木造、鉄骨造 RC:耐震壁付きラーメン構造 木造:在来軸組工法+方杖架構 鉄骨造:トラス構造

竣工

2022年

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